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会計システム、ERP、CRMの海外展開について

会計システム、ERP、CRMの海外展開について

以下は、会計、ERP、CRMシステムのグローバル展開を検討する上での5つのポイントです。

1.グローバル と ローカル要件のバランス

グローバル企業にはしばしば、基準化されていないビジネスプロセスがあり、個別要件を必要とします。グローバルに展開する会計・ERPの導入プロジェクトは、個別要件への対応やビジネスプロセスを統一する絶好の機会になります。グローバルな会計、ERP、CRMシステムの導入では、標準化されたビジネスプロセスとローカライズされたビジネスプロセスとの間で、適切なシステムバランスをとる必要があります。その検討は多くの場合、現地要件を満たし、かつ本社のグローバル管理をシンプルに改善するプロセスの標準化に集約されます。

2.グローバル一括導入方式と段階的導入方式の比較

システムの選定とビジネスプロセスが決定した後、いかにグローバル対応を考慮した導入プロジェクトを行うかが重要です。例えば、すべての機能を各拠点で同時に導入する必要があるでしょうか?機能の種類や地域によって段階的に展開すればよいでしょうか?ほとんどの企業は、リスク、リソースの可用性、既存システムの制約などの許容範囲に合わせて、いくつかの種類を組み合わせたハイブリッドな方法を選択します。

3.グローバルサポート体制とローカルサポート体制の比較

会計、ERP、CRMシステムの導入は、長期的なビジネス戦略の中で1つのステップに過ぎません。正式な稼働が開始される前に、会計、ERP、CRMの各システムについて今後「どこで」「どのように」管理するのかを、それぞれ定義しておくことが重要です。多くの企業では、ヘルプデスクのサポートを集中管理していますが、さまざまなエンドユーザーに対応するためにローカルサポートを提供することも一つの選択肢です。この様なサポート体制についての定義が早期に決定されるほど、エンドユーザーが新しいソフトウェアを使いこなして、期待通りのビジネスメリットを得ることができるのです。

4.言語と通貨

グローバル企業にとって会計、ERP、CRMのグローバルな導入による主な利点は、ビジネスプロセスを標準化し、グローバルな企業活動を可視化することです。一方で、ローカルオフィスは、ローカル言語および現地通貨が必要となります。英語とアメリカドルに統一するのか、多様な言語と通貨を受け入れていくのか、適切なバランスを考えることは、決断の重要なポイントです。

5.マスターデータの管理

マスターデータの重要性は、効果的な会計処理やERPのグローバル展開を行う上で見落とされがちです。マスターデータは最適化されて新しいシステムに移行されることが必要なだけではなく、グローバル企業がそれを将来に向かってどのようにマネジメントしていくかを定義することも必要です。例えば、現地法人や支社などにローカルの個別な勘定科目の管理を任せるか、もしくはグローバルに統一した勘定科目を利用するかの選択は重要です。同様に、セグメント、顧客、サプライヤー、在庫マスターなどのタイプのマスターデータにおいても、その判断が必要になります。

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