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予算管理システムとは?-Excelからの解放

  • Netsuite
  • 2018.03.31

予算管理システムとは?-Excelからの解放

予算管理システムは、予算の策定・モニタリング、評価などの予実管理のプロセスを統一されたシステム上で行うことができるシステムです。予算管理システムを導入することで具体的に何ができるのかをご説明いたします。

クライドで予算プランの策定が可能に

企業においての予算は、損益計算書や貸借対照表、キャッシュフロー計算書の形で策定されます。そのプロセスでは、会社全体の業績だけではなく、部門別の詳細な情報が必要となります。

予算管理システムでは、数字の根拠となる各部門のデータを収集し、予実管理表の作成とプランニングを可能にします。また部門やプロジェクトごとに、販売高、利益、原価、販管費、投資、資金など、財務会計の勘定科目とは異なる、細分化、あるいは集約された入力項目を設定・カスタマイズすることができます。実効性のある予算編成のための基盤を作ることで、部門担当者に経営計画に基づくKPIの共有が可能になります。

予算編成の省力化と効率化

予算管理システムは、手元の運転資金や現預金額に関する資金予算、売上と経費から利益を見積もる損益予算、資本的支出・投資などの経済性・回収期間等を予測する資本予算等の編成プロセスを効率化します。なかでも削減効果が高いのが、部門別に過去の業績と予算案を、予算担当部署に上げる業務、承認・調整などです。部門担当者はフォーマットに則り情報を上げるため、予算担当部署で編成作業に乗せるためのデータの転記・調整をする必要がなくなり、承認過程も見える化できます。

予算編成時は、想定される数値の変化により、総合予算にどのような影響が出るか、といったシミュレーションが可能です。エクセルなどの表計算ソフトによる編成作業と比較すると編成作業の効率が向上し、シミュレーションを繰り返すことで、実現可能な目標が織り込まれた予算編成のために大きく寄与します。予算を編成した後、実際の業務を行うこととなりますが、予算管理システムでは、業績を瞬時に把握し、目標達成に対する要因について気づきを得ることができ、想定外の変化の発生がある場合にも再度予算策定が可能です。必要に応じて予算を組み直すことも可能で、実績と予算の整合性をとることが可能になります。

予算策定とプラン

予算を設定した期間の満了により、達成度を評価することになります。予算管理システムには、分析ツールと、レポーティング機能が搭載され、最終的な実績をグラフなどの形式で出力を行い、未達成の場合は原因を特定、ビジネスの推進に活かすことができます。未達成項目とその経営への影響を分析、改善のヒントを明確にすることで、今後のプランニングにスムーズにつなげることができます。この繰り返しを行うことで、PDCAサイクルが機能し、毎回の予算、中長期的な見通しの精度がさらにアップすることになります。

Netsuiteがエクセルからの解放を実現

予算管理システムは、予算編成の精度を高め、予実管理を効率化できます。そして、KPI設定や管理、評価機能により、予算そのものの実効性を高めることです。予算編成の業務コストを下げると同時に、予実管理がもたらすメリットを向上させる、パフォーマンスの高いツールであるといえるでしょう。

ネットスイートはクラウドによる予算管理システムをワントップに提供し、効果的な経営戦略による計画をスピーディーに実行することが可能になります。グローバルビジネスの展開や、今後の企業成長に予算管理の重要性も益々高まっています。まだエクセルで予算管理を行っているのであれば、ネットスイートによる予算管理の検討をされてはいかがでしょうか。